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【勉強】めんどくさがりなきみの文章教室:vol.1

めんどくさがりなきみの文章教室

こんにちは。satouと申します。

今回は「めんどくさがりなきみのための文章教室」の本を読んだのでそれについて記述していきます。

【めんどくさがりなきみのための文章教室】とは?

この本は主人公の中学生「文岡 健」が、奇妙な喋る猫「マ・ダナイ」と出会うところから始まる物語。
文章の書いたことがない主人公に、かつて小説家に飼われていた猫が文章について勉強を教えると言う話。
中学生特有の悩みや、学生ならではの宿題(読書感想文)などを例題に、とても読みやすくなっている本です。

私も、これを参考に少しずつ文章に触れていきたいと感じました。

書き出しは「たった2種類」から選ぶだけ

何を書いて良いかわからない」を一瞬で解決する方法

・これからの抱負や感想文など、気持ちを書くもの
・行事やイベントなど、出来事について書くもの

気持ちを書く文章では、書き出しに、正直な気持ちを書くだけ。
そこからは、その理由を説明する。

出来事を書く文章では、書き出しに、事実を書くだけ。
そこからは、起きた出来事を順に書いていく。

書くことを決める

書くことが決まれば書けたも同然。

いきなり、うまい文を書くのは無理。
それよりも、読みやすい文を目指そう。

書くことを決めよう

どう書けばいいのかわからない場合はTwitterに呟くならどうするか考えてみよう。
その場にいなかった人にも伝わるように、言葉を言い換えたり、つけ加えたりしよう。

「文字数が足りない」問題

文字数が足りない場合は事実や出来事を付け足す。

・どんな番組だったのか?
・どんな様子だったのか?
・どのくらいで目的地に到着したか?

どう感じたのか、気持ちを付け足す。

・どんなところが面白かったのか?
・どう感じたのか?
・目的地に着いたときに、どう感じたか?

文章力アップには読書が必要

読書は、文を書くための基本。
たくさん読めば読むほど、自分の中に文章が溜まっていく。
そして、それは、文を書くときの燃料になる。

・絵を描くには、たくさんの絵を見ることが大事。
・曲を作るには、たくさんの音楽を聞くことが大事。
・文を書くには、たくさんの本を読むことが大事。

才能は必要ない。
例えばイチロー選手になりたいと思っても、なれなかったとき、
「自分にはイチロー選手の様な才能がなかった」と、諦められるか?
まずは、イチロー選手より、たくさんバットを振ってからにするべき。
諦めるのは、いつでもできる。

【本を読むメリット】
・読解力、思考力、記憶力、想像力などが身に付く
・知識の幅が増える
・情報処理能力、コミュニケーション能力が高くなる
・視野が広がる
・人間性が豊かになる
・学力全体が上がる

【本を読むデメリット】
・頭の中でわかったつもりになり、行動しなくなる
・本が増えると、部屋が狭くなる

読書するときの4つの注目点

1.登場人物の行動や台詞、心の動きに注目する。
・どうして、このような行動をとったのか?
・なんで、こんなことを言ったの?

2.一番盛り上がった場面や記憶に残った場面に注目してみよう
・記憶に残った理由は?
・その場面を読んで、どう感じた?

3.自分を登場人物の立場に、置き換えよう
・もし、自分だったらどうする?
・もし、自分だったらどう感じる?

4.作者はどんな人だったのか、考えよう
・いつ生まれて、どこですごしたのか?
・どんな経験をした人なのか?

1日たった200字の日記が文章のレベルをあげる

毎日書き続けることは、とても重要!

続けているうちに、文を書くことが、ご飯を食べたりお風呂に入ったりするのと同じ様に、とても当たり前のことに思えてくる。

また、「日記に書くことはないか?」という目で周りを見ることで、気づかなかったことに気付いたり、見えなかったことが見えてきたりする。

自然に、頭の中に文章が浮かぶ様になる。

文章が上達する日記のルール

・毎日書く
・1日200字以上、書く。

日記を毎日の習慣にするために、いつどこで、書くのかを決めると良い。
とにかく、1文でもいいから書くことが大事。

どうしても疲れてて書けなかったというときは、
「今日は疲れていたので、書けませんでした」でもいいから何か書く様にする。

原稿用紙に好きな本を写してみる

原稿用紙に文章を書く時には、以下の決まりがある」。

・題名は、2〜3マスあけて書く
・名前は、下が1〜2マスあくように書く
・段落の初めは、1マスあける
・小書き文字(「ゃ」「ょ」「っ」など)や句読点(「。」「、」)は、1マス使って書く
・句読点は、行の始めに書くことは出来ない
・句読点は、行の一番最後のマスに文字と一緒に書くか、マスの外の欄外に書く

文章には書いた人の特徴が表れる。
文の最後を「です」「ます」で終わる人、「だ」「である」で終わる人。
「、」をたくさん打つ人、全く打たない人。
1つの文が長い人、短い人。
漢字の使い方、改行のタイミング。

いろんな書き方がある。そして、正解はない。

書くことに気が付く3つのコツ

アンテナを高く張っていないと周りのことに気づけない。
注意深く周りを見れば、書くことはたくさん転がっている。

「見る」ではなく「視る」。
「聞く」ではなく「聴く」。

1.身の周りの変化を感じてみよう
・場所の変化を感じてみよう
新しく買ったPCは、前のPCとどう違うのか

・周りの人の変化を感じてみよう
父が散髪をしたのは、なぜだろう?

2.その日にあった出来事を思い出そう
・食べてない日はない!夕飯のことを書く
・その日に観ていたテレビやYouTubeのことでも良い!
・なぜ、寝るだけで1日を終えてしまったのか、その理由や言い訳

3.自分の好きなものや人をあげてみよう
・自分の部屋のこだわり
・仲の良い友達のこと、ペットのこと
・好きな本や映画の好きな理由

パソコンに文章を添削してもらおう

手書きやスマホで文章を書いた時に気をつけたいところ。

「ら」抜き言葉になっていないか?

話している言葉を、そのまま文章にすると間違えやすい。

私はチョコと食べれない

私はチョコを食べられない

 

「だ、である」と「です、ます」が混ざってないか?

文体が統一されているか、チェックしよう。

・私は学生だ。だから、学生服を着ています。
・私は学生です。だから、学生服を着ている。

・私は学生です。だから、学生服を着ています。
・私は学生だ。だから、学生服を着ている。

 

文章の最初と最後に気をつけよう

読んでみて、変な文章だと感じる時は「文のねじれ」があることが多い。

・ぼくの夢は、プロ野球選手になりたいです。
・ぼくの夢は、プロ野球選手になります。

・ぼくの夢は、プロ野球選手になることです。
・ぼくは、プロ野球選手になりたいです。

 

まとめ

大事なのは書き続けること。

ベテランは1日にしてならず。
まずは、200文字以上の日記を書いていくことから始めようと思います。

初心者の自分でも少しずつ積み重ねていけば、人に見せても恥ずかしくない文章が書けると信じて進めていこうと思います。